【新生児の健康保険】扶養の手続きは勤務先で|共働きはどちらの扶養?パパが解説

こんにちは、とよパパです。子どもが生まれたら、出生届と並んで早めに済ませたいのが健康保険の加入手続きです。

会社員の場合、この手続きは区役所ではなく勤務先で行います。区役所での手続きと混同しやすく、「どちらの扶養に入れるか」で迷う人も多いポイントです。この記事では、会社員パパ・ママ向けに、新生児を健康保険の扶養に入れる手続きの流れと注意点をまとめます。

新生児の健康保険の手続きは「どこで」する?

親の働き方手続きする場所手続きの内容
会社員(協会けんぽ・健康保険組合)勤務先子どもを扶養に入れる(被扶養者異動届)
公務員(共済組合)勤務先子どもを扶養に入れる
自営業・フリーランス(国民健康保険)区役所・市役所子どもを国民健康保険に加入させる

夫婦ともに会社員なら、どちらか一方の勤務先で手続きをします。国民健康保険には「扶養」という考え方がないため、子ども自身が加入者になります。

共働きの場合、どちらの扶養に入れる?

共働きで夫婦ともに会社の健康保険に入っている場合、子どもは原則として年間収入が多い方の扶養に入ります。夫婦で自由に選べるわけではなく、健康保険のルールで決まります。

  • 収入差が1割を超える場合:年間収入が多い方の扶養に入る
  • 収入差が1割以内の場合:届出により、主として生計を維持している方の扶養に入る

ここでいう年間収入は、過去や現在の収入などから見込んだ「今後1年間の収入」で比べます。

育休で収入が一時的に逆転しても手続きは不要

パパが育休を取ると、その期間は一時的にママの方が収入が多くなることがあります。ただ、主に生計を維持していた人が育休を取ったことで一時的に夫婦の収入が逆転した場合でも、その期間中に扶養を付け替える手続きは不要とされています。パパが育休を取る予定がある家庭でも、安心して手続きを進められます。

小児医療証や児童手当とそろえておくと管理がラク

子どもの健康保険が決まると、区役所で申請する小児医療証にも、その保険の情報を使います。また、児童手当も所得の高い方が請求者になります。健康保険・小児医療証・児童手当の「どちらの親か」を、出生前に夫婦で整理しておくと、手続き当日に迷いません。

会社員の手続きの流れ

1. 生まれたらすぐ勤務先に連絡する

扶養の手続きは、会社(人事・総務)が健康保険に届け出る形で進みます。会社側には原則として事実発生から5日以内の届出が求められているため、生まれたらできるだけ早く勤務先に連絡しましょう。

2. 会社に必要な情報・書類を提出する

会社によって異なりますが、一般的には次のような情報が必要です。

  • 子どもの氏名・生年月日・続柄
  • 子どものマイナンバー
  • 共働きの場合は、配偶者の年間収入(見込み)
  • 会社によっては住民票など、続柄を確認できる書類

子どものマイナンバーは、出生届を出したあとに区役所で取る住民票(マイナンバー記載)で確認できます。会社に提出する住民票が必要か、マイナンバーの記載は必要か不要か、何部必要かは、区役所に行く前に確認しておくと二度手間になりません。我が家の場合も、会社への提出書類として住民票などが必要でした。区役所での当日の流れは、港北区役所で出生届を出してきた体験記で紹介しています。

【要注意】ママ側の保険に入れるなら、産休前に連絡手段を確認

子どもをママ側の健康保険に入れる場合、気をつけたいのが会社から貸与されているスマホやパソコンです。産休・育休に入るときに社用のスマホやPCを返却する会社は多く、そうなると休業中に社内の手続き方法を調べたり、書類を送ったりできなくなる可能性があります。

産休に入る前に、次の点を確認しておきましょう。

  • 休業中に、プライベートのスマホやPCから書類をどう送ればいいか(メールアドレス、提出先、郵送の可否など)
  • 扶養の手続きに必要な書類と、社内の担当窓口
  • すでに産休・育休を取った同期や先輩がいれば、実際の流れを聞ける状態にしておく

出産後は想像以上に余裕がなくなるので、産休前の準備が大切です。

3. 資格情報のお知らせなどが届く

2024年12月から健康保険証の新規発行は廃止されたため、扶養に入ったあとは、加入している健康保険から「資格情報のお知らせ」や「資格確認書」などが届きます。子どものマイナンバーカードがあれば、健康保険の情報が登録されたあと、マイナ保険証として病院で使えるようになります。

子どものマイナンバーカードは、出生届と同時に申請すると早く届きます。詳しくは新生児のマイナンバーカードの記事をご覧ください。

国民健康保険の場合

夫婦ともに自営業やフリーランスなどで国民健康保険に加入している場合は、お住まいの区役所・市役所で子どもの国民健康保険の加入手続きをします。出生届と同じ日に、区役所の保険年金課などでまとめて手続きするのがおすすめです。

夫婦の片方が会社員でもう片方が国民健康保険の場合は、加入先の判断が複雑になることがあります。事前に勤務先や区役所に確認しておきましょう。

保険の手続きが終わる前に病院にかかったら?

手続き中で子どもの保険情報がまだない時期に受診した場合でも、病院の窓口で事情を伝えれば対応してもらえることが多いです。一時的に全額を支払った場合でも、後から健康保険や小児医療証の払い戻しの手続きができます。領収書は必ず保管しておきましょう。

まとめ:手続き前のチェックリスト

  • 夫婦の働き方から、手続きする場所(勤務先か区役所か)を確認した
  • 共働きの場合、年間収入の見込みからどちらの扶養に入れるか決めた
  • 生まれたらすぐ勤務先に連絡する段取りを決めた
  • 会社に提出する書類(住民票の要否・記載事項・部数)を確認した
  • 小児医療証・児童手当と、どちらの親で手続きするかをそろえた

健康保険の手続きは、会社とのやり取りが中心になるので、産前のうちに人事・総務に流れを聞いておくと安心です。

区役所での手続きも含めた全体像は、横浜市の新生児の手続きまとめで時系列に整理しています。

※記事の内容は一般的な情報です。必要な書類や手続きの流れは、加入している健康保険や勤務先によって異なります。詳しくは勤務先や加入先の健康保険にご確認ください。

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